おすすめ入門書3選
「哲学を学んでみたいけど、どこから始めればいいの?」そんな疑問に答えるために、今回は初心者にも読みやすく、それでいて考えるきっかけになる3冊をご紹介します。
物語として楽しめるものから、思想史を俯瞰できるもの、シンプルな言葉で本質を突くものまで、タイプの違う3冊を選びました。
📖 ソフィーの世界(ヨースタイン・ゴルデル)
哲学入門書の定番。少女ソフィーが謎の手紙を通して哲学の世界に触れていく小説仕立ての一冊です。
プラトンからデカルト、カントまでの主要な哲学者を物語形式で学べるので、読み物としても楽しめます。
おすすめ度:
✔ 物語形式で自然に哲学を学べる
📖 世界を動かした思想家達の格闘(茂木誠)
世界史の流れとともに思想家たちの格闘を描いた一冊。
哲学を歴史の中で位置づけることで、思想が社会や政治にどう影響を与えてきたのかが見えてきます。
哲学を「時代を動かす力」として理解できるのが大きな魅力です。
おすすめ度:
✔ 歴史と合わせて理解できるので全体像をつかみやすい
📖 14歳からの哲学(池田晶子)
難しい言葉を使わず、シンプルな問いかけで「考えるとはどういうことか」を教えてくれる名著。
哲学の知識がなくても、日常生活の中でふと立ち止まりたくなるような問いが並びます。
哲学を「生きるための姿勢」として感じたい人におすすめ。
おすすめ度:
✔ 難解な理論より「考える習慣」を与えてくれる
まとめ
哲学入門書といってもアプローチはさまざま。
物語を通して世界観を広げたいなら『ソフィーの世界』、歴史や社会との関わりを見たいなら『世界を動かした思想家達の格闘』、日常的に考える力を鍛えたいなら『14歳からの哲学』がおすすめです。
まずは気になる一冊から手に取ってみましょう。
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